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カーテン生地の幅が鍵となる、価格の計算方法

カーテンの生地について

カーテン生地の幅が鍵となる、価格の計算方法

2015/10/07

カーテンは、生地幅の種類によって、仕立て方が異なります。そして、窓のサイズが、カーテン生地の面積にイコールするような、単純な計算でもありません。

ここでは、生地の種類に応じた、価格の計算方法をご紹介します。

カーテンの生地の種類

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カーテンの生地は、布がロール状に巻かれた、反物になっています。反物には、幅100cm~150cm程の「縦幅使い」と幅300cm程の「横幅使い」の2種類あります。

縦幅使い

縦幅使いは、生地を縦に使います。

カーテンの高さに合わせて生地を裁断し、カーテンの横幅サイズになるまで、生地をはぎ合わせて作ります。

したがって、縦幅使いの生地は、どんなに大きなカーテンも作ることができます。厚手の生地のカーテンの多くが、縦幅使いの生地で作られています。

横幅使い

横幅使いは、生地を横に使います。

カーテンの横幅の長さに合わせて裁断します。したがって、継目のないきれいな仕上がりになります。継目が目立ちやすいレースのカーテンに使われることが多いです。

ただ、横幅使いは、生地幅がカーテンの高さになるので、生地幅より高さのあるカーテンは作れないということになります。

「縦幅使い」の価格の計算方法

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縦幅使い生地の価格の計算方法は、『使用生地の長さ×生地単価=生地代』です。

生地単価は、商品によって決まっているので、使用生地の長さを測る作業が必要です。

使用生地の長さは、『使用生地の高さ×使用生地幅の枚数=使用生地の長さ』です。

使用生地の高さの計算、縦リピートと縫い代

高さの計算で注意する項目は、縦リピートと縫い代です。

縦幅使いの生地には、「縦リピート」と言われる、販売丈の最低単価があります。柄物の場合は、柄がきれいに揃うように設定されていて、60cm前後が多いです。

縫い代は、切断部を処理し、カーテンをきれいに仕上げるために必要となる部分です。35cm前後が一般的です。

カーテンの高さに縫い代をプラスし、縦リピート考えて、使用生地の高さを計算します。

使用生地幅の計算、横リピートとヒダ

生地幅の枚数計算で注意する項目は、横リピートとヒダです。

カーテンの横幅のサイズになるまで、生地をはぎ合わせて作る製法の縦幅使い。横リピート(生地幅)が何枚必要となるかを計算します。

横幅のサイズを出すには、まず何倍ヒダのカーテンかを確認します。ほとんどのカーテンは、美しいプリーツだすため、ヒダ山を作ります。

ヒダ山を作るためには、実際のサイズよりも大きい面積の生地が必要です。ヒダには1.5倍、2倍などがあり、その倍数が必要な生地幅に比例します。

例えば、カーテン幅180cmの2倍ヒダの場合、180×2=360cmが必要な生地幅となります。360cmを満たすには、何枚の横リピートが必要かを計算するということになります。

横幅が決まっている縦幅使いでは、1cm足りないがために、もう一枚プラスしなければならないこともあります。余り幅の大小に関係なく、生地代として掛かる値段が変わらないのはそのためです。

「横幅使い」の価格の計算方法

横幅使い生地の価格の計算方法も、『使用生地の長さ×生地単価=生地代』と縦幅使いと同様です。

ただ、横幅使いの生地は、高さの計算はいらないので、計算は単純です。

注意する項目はヒダの倍率と縫い代のみです。この場合の縫い代は、両脇の始末に必要な4cm程度となります。

カーテンの生地幅を選ばない、オーダーで叶える好みのカーテン

価格の計算は単純ではありませんが、オリジナルのデザインと丁寧な仕上がりはオーダーカーテンの魅力です。

カーテンは、部屋の印象的な存在となる大切なインテリア。カーテンの新調をお考えの際には、豊富な品揃えで、サイズのオーダーが簡単にできるカーテンズにおまかせください。

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