
片開きカーテンのメリットとデメリット・両開きと比較してみました
2020/07/15
こんにちは!窓装飾プランナーの吉田です♪
最近、カーテンズに新しいスタッフが入社したのですが、
「片開きカーテンってどんなときにオススメですか?」
と質問があったので、
今回は片開きカーテンのメリットとデメリットを
両開きカーテンと比較しつつご案内させていただきたいと思います!
目次
片開きと両開きの違いについて
以前「幅で決める!カーテンの選び方」
の記事でも簡単にご案内させていただきましたが、
カーテンの開け方は、
- 1つの窓に対して2枚の布で中央から両側に開く「両開き」
- 1つの窓に対して1枚の布で片側からもう片側まで開く「片開き」
の2通りがあります。
両開き
上記画像のように
カーテンレールの幅に対して
カーテンを2枚に分けた両開きカーテンを
見たことがあるかも多いのではないでしょうか。
(ご自宅にありますか??)
一般的に「カーテン」と言えば
上記のような両開きを思い浮かべるかたも
多いのではないかと思います。
ちなみに両開きカーテンを選ばれる場合は
真ん中に隙間ができやすいデメリットがあるので、
横幅に余裕を持たせてお選びいただくことをオススメしております^^*
片開き
上記画像のように
カーテンレールの幅に対してカーテンを分けずに1枚にしたパターンが
「片開きカーテン」ですね!
一般的なご自宅では
「片開きカーテン」の部屋がない
というかたも少なくないかと思います。
片開きカーテンのデメリットとメリット
さてさて気になる片開きカーテンですが
良いところもあれば悪いところもあるので、
次に記載させていただきます。
片開きカーテンのデメリット
好みによる部分でもあるのですが、
片開きのカーテンは
カーテンを開いたときに
カーテンの布のたまりが
左右に均等にならないので、
バランスが悪く落ち着かない
というタイプの人もいらっしゃいます。
また窓の鍵が中央にある場合、
窓を開けたいなぁと思ったとき
カーテンの脇から手を伸ばしたり
窓の中央部分までカーテンを開ける手間があります。
ただ、窓を開けたいときはカーテンも開けてしまうことが多いと思いますので
手間は両開きカーテンとそれほど変わらないかもしれませんね。
片開きカーテンのメリット
メリットとしましてはまず見栄えの面。
両開きカーテンでたまにあるのですが、
いざ取り付けてみたら
気に入っていた柄が丁度真ん中あたりに来た結果
柄模様が割れてしまい想定していたデザインが崩れてしまい
1枚仕立て(片開き)にすれば良かった・・・!
なんてこともあったりします。
片開きカーテンであれば
カーテンとカーテンの切れ目がなくなるので、
隙間ができることなく1枚続きで柄の見栄えが良く綺麗になります!
他にも室内を動き回りたい年ごろのお子様が
いらっしゃるご家庭ですと
閉めても閉めても子供がカーテンの裏側に入って
気がついたらカーテンの真ん中に隙間が空いていて
部屋の中が丸見え・・・!
朝日や西日が差し込んでまぶしい・・・!
なんてことも両開きカーテンを取り付けた当社のスタッフで実際にあった話です^^;
カーテンの真ん中に隙間が空いてしまいイライラ・・・
といったストレスからも片開きカーテンなら解放されますね。
中央にスキマがないので遮光性もアップです♪
カーテンのサイズによっては
両開きよりも片開きにしたほうがお安くなるパターンもあるかも!?
使い勝手に問題がなければとっても嬉しいメリットですね♪
また両開きカーテンの場合、
気持ちよく窓を全開にしていると
どちらかのカーテンがバタバタと
風でバタついてしまい物が落っこちてしまった・・・!
なんて経験があるかたも多いのではないでしょうか。
(私はよくスタンドライトを倒しています・・・泣笑)
片開きカーテンであれば、
開けている側の窓と反対側にカーテンをまとめておけば
風でバタつくリスクも減らせて快適です^^
片開きカーテンがオススメの窓は?
片開きカーテンはカーテンの開け閉めが少ない窓や
そもそもの窓のサイズが小さい窓に向いています。
また窓のすぐ横が柱や壁になっている場合
片開きカーテンを開いた際に、
柱側や壁側にカーテンをまとめることで
スッキリした印象に見せることもできます。
片開きか両開きか迷ったら
片開きも両開きもそれぞれにデメリットとメリットがありますが、
左右の対称性や開いたときの見た目のバランス重視で選ぶなら
・カーテンを閉めているときに部屋にいることが多い → 片開きカーテン
・カーテンを開けているときに部屋にいることが多い → 両開きカーテン
機能面で選ぶなら
・窓を開けたり閉めたり左右両方の窓からの出入りが多い → 両開きカーテン
・多少風のある日でも普段から窓を開けておくことが好き → 片開きカーテン
デザイン性重視なら
・柄が中央で切れずに楽しめる片開きカーテン
といった感じでライフスタイルに合わせた選びかたができますね♪
※片開きカーテンでも幅によっては継ぎ目ができることがあり
両開きの方が綺麗に見えたかも・・・?という場合もございますので、
片開きをオーダーする際は継ぎ目の有り無し確認をお忘れなく!
※カーテンズではよくあるご質問のページでご案内していますよ~!
レースは片開きにして厚地は両開きもアリです
日中は厚地のカーテンを開けておいて
レースは閉じて光だけを取り込んでおきたいかたには、
レースカーテンのみを片開きにする方法もオススメです。
厚地カーテンは両開きですと
開いた際の左右のバランスが良くなりますし、
片開きにするレースカーテンは
トルコレースなどの横使い生地を使用すると
広い幅のカーテンでも継ぎ目なくオーダーで製作できますし
トルコレースはデザイン性も高いので、
厚地は両開きでレースは片開きの方法に適しております♪
片開きカーテンを両開きカーテンに再加工はできるの?
これはご購入されたカーテン屋さんや店舗・工場にもよりますが、
片開きから両開きへの再加工は受け付けていないお店が多いようです。
(当社調べ)
当店も含めなぜ再加工のご希望をお受けすることが難しいかと言うと
カーテンには耳となる部分の縫い代などがあるので
単純に「片開きカーテンを半分のサイズにして両開きカーテンに」
ということが難しいんですね^^;
また、タックの数(フックの数)の調整もございますので
仮に両開きにできたとしても
半分以下のサイズにはなってしまう可能性が高いです(+_+)
なので、、、
ご購入される際は失敗しないよう
慎重にお選びください^^
レールの形状もご注意ください
カーテンレールが装飾レールになっている場合、
中央にブラケット(レールの支え)があることが多いかと思います。
その場合、
カーテンはブラケットまでしか可動できないので、片開きができません。
また機能性レールの場合は、
裏技で両端にマグネットランナーを仕込むことで
どちらからも開閉でき、
場合によっては中央にマグネットタッセルなどで寄せるスタイルも楽しめます^^
カーテンの種別に応じた選び方もご案内しております
カーテンの種類は本当に豊富で
カーテンの選び方と言っても
目的によってオススメする商品が大きく違ってきます。
- 色で選ぶ
- 遮光で選ぶ
- 既製かオーダーで選ぶ
- 風水で選ぶ
- レースカーテンから選ぶ
- 子供部屋向けカーテンから選ぶ
- 和室向け向けカーテンから選ぶ
- コーディネート例から選ぶ
といったよくあるパターン別に
詳しくは、
「カーテンの種別毎にしっかりした、色々なシーンに応じた選び方が載っているか?」
の記事内に掲載しておりますので、
よろしければぜひご覧くださいませ^^
片開きと両開きのコラボ!トリプル吊りもアリ
私はカーテン業界に入るまでトリプル吊りという方法を全然知らなかったのですが
カーテンのアレンジでトリプル吊りという方法もございます♪
先日もこんなふうにフラットカーテンでマリメッコを中央に1枚吊り
両端に幅の狭いカーテンを2枚吊ってトリプル吊にする。
というプロ顔負けの技をされているお客様がおりましたし、
【1枚吊り(片開き)+2枚吊り(両開き)】
トリプル吊りの場合、
北欧ブランドのように生地巾いっぱいで
柄が完結しているものをつなぎ目無しで楽しめつつ
若干コストも抑えられるというメリットもあります!
気になるカーテンがあれば、まずはサンプル請求をしてみましょう
片開きカーテンにされるか
両開きカーテンにされるか
お決まりになりましたら、
まずはご購入前にカーテン生地のサンプルを取り寄せてみてくださいね^^♪
ちなみに当店の場合は
「無料サンプルのご依頼ページ」
がございますので、
何かお困りの際はお気軽にご相談いただければ幸いです。
一度購入したら長く使うものだからこそ、
インターネットでカーテンの通販をご検討されていらっしゃる場合は
ぜひサンプルが取り寄せできるお店を選んでいただくことをおすすめいたします^^
カーテンのネット通販ショップの場合、
どうしても生地感や実際の色合いがすぐに判断しづらい点がデメリットになりますが、
実店舗があるショップとは違い
店舗の維持費や人件費が
抑えられていたりするため
実店舗より価格は安く
高品質なものを購入できるメリットがあったりもするんですよ♪
この記事が少しでもカーテン選びのお役に立てていれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます^^

この記事を書いた人

窓装飾プランナー吉田麻衣
カーテンズ WEB制作スタッフ。色彩検定と窓装飾プランナーの資格を生かして素敵なお部屋づくりをお手伝いいたします!ナチュラル・アンティークなテイストが好きですが、最近は機能性とおしゃれさを兼ね備えた北欧デザインにハマりつつあります。カメラと音楽と楽しいことが大好きです。
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