2級遮光カーテン vs 1級遮光カーテン！どっちを選ぶべき？

みなさま、遮光1級カーテンと遮光2級カーテンの違い、ご存じでしょうか？

「等級」とつくと機能性が高そうな「遮光1級」が良いんじゃないの？

と思う方が多いですが、
一概に「遮光1級」が良いとはいえないんです！

カーテンをお使いになるお部屋の特性や
そのお部屋で何をするかで、
「遮光2級」カーテンの方が良い場合があります！

今回は遮光2級カーテンを取り上げ、
遮光1級カーテンと比較したメリット・デメリット、
遮光2級カーテンの方が向いているお部屋の特徴などをご紹介していきます。

遮光カーテンとは？

遮光カーテンとは、生地に黒の遮光糸をはさんで織ることで、
光をシャットアウトできるカーテンのことです。

遮光カーテンには光の通し具合によって1～3までの等級が設定されています。

等級の説明

遮光等級の定義はNIF（社団法人日本インテリアファブリックス協会）によりこのように定められています。

遮光等級	遮光率	照度に関する状態表現(NIFによる)
1級遮光	遮光率99.99%以上	人の顔の表情が識別できないレベル
2級遮光	遮光率99.80%以上、 99.99%未満	人の顔あるいは表情がわかるレベル
3級遮光	遮光率99.40%以上、 99.80%未満	人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル

参照元：一般社団法人日本インテリアファブリック協会（2018年11月26日時点）

等級が高いほど光を通しにくく、
等級が下がるにつれて遮光度が低くなります。

▼遮光カーテンの詳しい説明はこちら

遮光カーテンをつける4つのメリット

普段使うカーテンを遮光カーテンにするメリットはなにがあるでしょう？
以下の4つが挙げられます。

1.安眠

眩しい光を遮るため、朝や日中でもお部屋を暗くしてくれるため明るさを気にせずぐっすり眠れます

2.プライバシー保護

お部屋の明かりが外に漏れにくく外からお部屋の中も見えにくくしてくれます

3.UVカット

日光だけでなく紫外線も遮ります。人の肌や畳・フローリングの床、家具の紫外線ダメージを防ぎます

4.電気代節約

高密度で厚手の生地が多いため、遮熱＆保温にも役立つ遮光カーテン。冷暖房効率UPで節約、エコにも繋がります

こうしてみると、遮光性以外にもお得なメリットがありますね♪

遮光カーテンの色によって日差しの入り具合が違う！

日差しが差し込んでいるとき、白い服は日光を通すのに対し、
黒い服は日光を全く通していませんよね。

実はカーテンにも同じことがいえます。

同じ遮光等級なのに、色によって光の通り方や見え方が違うんです！

▲1級遮光カーテン「オールワン」で遮光性を比較しました。

写真の通り、色によって見え方が違うことが分かりますね。

同じ等級でも①の淡い色から⑤の濃い色になるにつれて、外の見え具合がだんだん見えづらくなっています。

ホワイトやブルーなどの淡い色は光を通しやすい性質があるため、
淡く明るい色は遮光効果が少し低く、
濃く暗い色は遮光性が高く感じられます。

高い遮光性を重視する方はブラック・ネイビー・ダークブラウンなどの濃く暗い色のカーテンがおすすめです！

遮光2級について

遮光カーテンの中でも遮光率99.80％以上～99.99％未満の生地が2級遮光カーテンです。

遮光1級と比較するとたしかに遮光機能は低いですが、だからこそ遮光1級にはない良い点があります。

遮光2級カーテンのメリット

程よく光を取り入れてくれる

遮光1級カーテンは外からの光を全く通さないため、夜は室内を真っ暗にできぐっすり眠れます。

しかし遮光性の高さは朝でも効果を発揮します。

朝太陽が昇ってきても太陽光さえも遮光1級カーテンはシャットアウトしてしまいます。
そのため、室内が暗すぎて脳が朝だと認識できず、体内時計が狂い、
思わず寝坊してしまう恐れがあります。

遮光2級のカーテンは、カーテンを閉めてもお部屋の中は真っ暗になりすぎず、
朝日や西日の眩しさを遮る必要最低限の遮光機能はしっかりと発揮します。

遮光2級カーテンにすれば、
夜は部屋を真っ暗にしてぐっすり眠り、
朝はほどよく外から自然光を室内に取り込むことで気持ちよく目覚めることができます。

遮光1級よりおしゃれなデザインが豊富

遮光カーテンは遮光2級からデザインが豊富になっていきます。
理由は遮光生地の遮光糸にあります。

遮光1級の生地は黒い遮光糸を織り込んでおり、
カーテン表面が白やパステルカラーなどの淡い色でも
黒の影響を受けてグレーがかったような印象になりがちです。

（左上）カウニスクッカ（ブルーグリーン）（右上）ノハラ（グリーン）
（左下）ディアン（サンドベージュ）（右下）カレン（ピンク）

反対に、1枚仕立ての2級遮光カーテンは、遮光生地特有の生地の黒ずみが抑えられたものが多いです。

最近では技術向上のおかげで
遮光1級でも淡い綺麗な色がそのまま楽しめるものも増えてきていますが、

遮光2級カーテンの方がプリントや染色の美しさが活かされた華やかな雰囲気のカーテンやおしゃれなカーテンが豊富で、たくさん楽しめます。

遮光2級カーテンのデメリット

遮光1級と比べると外から少し見えやすい

遮光2級カーテンでも室内を見えづらくしてくれますが、
遮光1級と比べるとやはり遮像性は劣ってしまいます。

室外への光も遮光1級より漏れやすいため、
マンションの部屋に帰宅したことが外から分かってしまいます。

対策として、レースカーテンをミラーレースカーテン or 遮像レースカーテンにすることをおすすめします！

ミラーレースカーテンと遮像レースカーテンは、
外から室内の様子を分かりづらくしてくれるため、
遮光2級カーテンと組み合わせることで、より効果が発揮します。

▼ミラー/遮像レースカーテンの詳しい説明はこちら

2級遮光カーテンはこんなお部屋におすすめ!

遮光2級が合っているお部屋の特徴はこちら

• 真っ暗は苦手
• 朝日で目を覚ましたい
• 暗すぎると朝起きれるか不安
• お部屋にほどよく光が入ってほしい
• 豊富なデザインから選びたい
• お部屋の窓が北向きで日当たりが悪く、ある程度は明るさを取り入れたい

2級遮光カーテンは強い光は通します。朝日や西日の眩しさを和らげたり、日中の太陽の明るさをほどよくお部屋に取り入れることができるため、あまり暗くしたくないけど眩しいのは嫌…という方におすすめです。

2級遮光カーテンをくわしく見る

1級遮光カーテンはこんなお部屋におすすめ!

次に遮光1級が合っているお部屋の特徴はこちら

• 夜寝る時にできるだけ暗くしたい
• 夜勤などで日中ぐっすり眠りたい
• 朝日や西日が眩しすぎる窓
• 道路沿いなどプライバシーが気になる窓
• シアタールーム
• 赤ちゃんがお昼寝をする部屋

光を遮断する分、外の熱気や冷気も遮断する効果が高いものも多く、暑さ対策や寒さ対策をしたい方にもぴったりです。

お子様のお昼寝部屋、夜勤の方の寝室など真っ暗にして寝たい方の寝室にもおすすめです。

1級遮光カーテンをくわしく見る

リビングにはどっち？

遮光2級、遮光1級があっているお部屋の特徴は理解できたけど、
リビングはどっちがいいの？

リビングは家族団らんの場所。
だからこそカーテン選びは重要になりますよね。
リビングも何を重視したいかで、遮光の等級の選び方が決まります。

こんなリビングには遮光2級がおすすめ！

遮光2級がおすすめなリビングの特徴はこちら

程よく光を取り入れたい

遮光2級なら真っ暗にし過ぎず、リビングに程よく光をいれて
家族団らんの場を明るくしてくれます。

2階以上に住んでいるため、視線がそこまで気にならない

マンション・アパートに住んでいて、お部屋が2階以上にある場合など
周りの視線が向かない場所だと遮光2級でも十分プライバシーが守られます。

おしゃれなインテリアにこだわりたい！

リビングはおしゃれなインテリアを置いてこだわりの空間にしたい！
カーテンズならたくさんあるラインナップからさまざまなデザインを選べます

こんなリビングには遮光1級がおすすめ！

遮光1級がおすすめなリビングはの特徴はこちら

プライバシーを重視したい

遮光2級でも外からの視線は見えづらいですが、
それでも不安な場合は遮光1級カーテンにすれば
より完璧に外からの視線をブロックしてくれます。

リビングでホームシアターをしたい

お家でホームシアターをされたい場合、
遮光1級カーテンを閉め切れば外からの光が入らないので
リビングで楽しく映画鑑賞が出来ます！

遮熱保温効果でより冷暖房の効きをよくしたい

遮光2級カーテンも遮熱保温効果が期待ですが、
立地があまりよくない場所だと冷暖房は欠かせません。
だけどなるべく電気代は節約したい…
より冷暖房の効きをよくしたいなら遮光1級カーテンがおすすめです。

無料サンプルで確かめましょう！

カーテンは一度購入すると長い間使うものなので、
遮光カーテンを買ったはいいものの、
思っていたようなものと違う、となったら嫌ですよね。

そのため、サンプル生地が請求できるお店がおすすめです。

カーテンズでは、カーテンのサンプル生地を無料でご提供しております。

実際に生地を見たり触ることで、
遮光生地の透け具合や色合いなどを手ざわりや生地の厚さも実際に触れて確かめることができます。

どのくらい明るいか人によって個人差があり、お部屋の環境によっても違います。
いくつか請求して、見比べてみてもOKです♪

※カーテンズのサンプル請求は一度に10枚まで請求いただけます。
※一部商品には有料サンプルもございますので、ご了承下さい。

おすすめの遮光2級カーテン4選

北欧遮光カーテン　カウニスクッカ

※写真のカラーはブルーです

大きくて優しい花束のモチーフがいっぱい。
繊細なボタニカルデザインは、白木のインテリアや窓に似合います。

▼北欧遮光カーテン　カウニスクッカ

北欧調どでか花　ミーナ

大きな花柄が印象的なデザインのカーテン
お部屋に合うか不安な方は淡い色味や同系色ならお部屋になじみ使いやすくておすすめです。
印象的なデザインながら、インテリアにも合わせやすくおすすめです。
上質な遮光生地にちょっと遊び心のある柄を加えて、楽しく居心地のよい空間に。
思わず「ほっこり」する、カーテンズ一押しのプリント柄シリーズです。

▼北欧調どでか花　ミーナ

北欧風遮光2級カーテン　まんまるリーフ

まんまるの葉っぱが優しい北欧プリントカーテン。
北欧の自然を思わせる明るく優しいミモザ柄です。
ナチュラルな空間にピッタリの3色展開。

▼北欧風遮光2級カーテン　まんまるリーフ

ヨーロッパの古町 サコ｜2級遮光

南仏風、プロヴァンス風のおしゃれでかわいいインテリアにおすすめ！
上質な遮光2級生地にちょっと遊び心のある柄を加えて、楽しく居心地のよい空間に。
思わず「ほっこり」する、カーテンズ一押しのプリント柄シリーズです。

▼ヨーロッパの古町 サコ｜2級遮光

まとめ

いかがでしたか？

今回は遮光2級カーテンを中心に遮光カーテンについて取り上げました。

一概に遮光性が高いから遮光1級が良いというものではなく、
夜は暗くしたいけど、昼間はほどよく光を取り入れたいお部屋や
光をほどよく取り入れたいお部屋には
遮光2級カーテンがおすすめです。

カーテンを選ぶ際には、デザインだけでなく
どんな生活空間にしたいか？もあわせて選んで頂けると、
よりカーテン選びが楽しくなります♪

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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