断熱カーテンは効果ない？冬の省エネ・寒さ対策に効果的な理由と選び方

カーテンズのブログをご覧いただきありがとうございます！
窓装飾プランナーの吉田です。

年が明けて早くも2月となってしまいましたが、
2024年もカーテンズをよろしくお願いいたします♪

冬の寒さが厳しい季節、窓辺ってとってもひんやりしていますよね・・・
お部屋の暖かい空気を逃がさないために、
実はカーテンには大きな役割があるんです。

今回は、冬のお部屋＆お財布にも嬉しい味方！
「断熱・保温カーテン」についてや、
断熱保温効果UPのための方法をご紹介します。

1 断熱カーテンとは
2 断熱カーテンを選ぶポイント
- 2.1 商品スペックの保温率をチェック！
- 2.2 生地の構造をチェック！
3 断熱効果UPにひと工夫 ■7選■
4 おすすめの断熱・保温カーテン
5 サンプルで生地感をチェック
- 5.1 サンプル請求10枚まで可能！
- 5.2 カーテンズショールームのご案内

断熱カーテンとは

断熱カーテンとは、特殊な加工した生地や織りで、
保温・断熱を実現したカーテンのことを指します。

家の暖かさは、お部屋のあらゆるところから奪われていきます。
天井や床、壁、換気扇などからも奪われてしまいますが、
一番割合が大きいのが「窓」。

せっかく暖房でお部屋を暖めても、
窓ガラスから放熱してしまい、
外から伝わる冷気でどんどん冷えてしまいます(><)

お部屋の温かさを保つには冷気を室内に入れないようブロックすることが大切！
断熱・保温カーテンで、お部屋の暖かな空気をキープするだけでなく
気になる光熱費も抑えられて省エネ＆エコな生活を実現できますよ◎

また、断熱・保温効果が高いということは
夏の日差しを遮熱する効果も期待できるため、冷房効率もアップ！
一年中通して使うことができるのも嬉しいポイントです♪

断熱カーテンを選ぶポイント

「カーテンズ」では、たくさんの断熱・保温カーテンをご用意しています。
豊富に取り揃えているのが当店の魅力でもあるのですが、
「結局どれがいいの！？」と思われてしまう方もいらっしゃいますよね。

下記に選ぶ時のポイントをまとめましたので、
ぜひ参考にしてみてください！

商品スペックの保温率をチェック！

カーテンズの各商品ページでは、
「商品説明(スペック)」を掲載しています。

まずは機能として「保温」があるかチェックしてみてください。
試験結果が出ている生地については、保温率もあわせて掲載しています！

生地の構造をチェック！

生地のタイプによって構造が異なりますが、
温かい熱を逃がさないためのメカニズムをチェックしましょう。

「完全遮光」タイプの生地は、
アクリル樹脂コーティング加工、ポリウレタンラミネート加工などの
コーティング生地をはさみ、複数層の生地にすることで
遮光性、断熱・保温性を持たせています。

▲ナノカット(完全遮光,遮熱,防音カーテン)のページより抜粋

「1級遮光」タイプの生地は、
生地の断面や裏面を見ると２～３種類の糸で織られているのが分かります。

▲非遮光カーテン「マシュマロ」と、１級遮光カーテン「しろまゆ」のサンプル生地を比較しました

1級遮光の生地には、黒色の「遮光糸」が織り込まれており、
商品によっては生地の織りの密度をより高めることで
1級の遮光性に加え、断熱・保温の機能を実現しています。

▲しろまゆ(1級遮光＋遮熱カーテン)のページより抜粋

もちろん、機能性だけでなく、
生地の色味や風合いなど譲れない好みのポイントも大切にしていただき、
お気に入りの一枚を見つけてくださいね。

断熱・保温カーテンを探す

断熱効果UPにひと工夫 ■7選■

ここからは、断熱・保温効果アップのため、
カーテンを買い替える以外でもできる工夫や
新しくカーテンを注文されるときのポイントなどをご紹介します。

①カーテンに裏地を付ける　★実験結果アリ

カーテン選びをしていて、気に入ったカーテンには
遮光や断熱などの機能がない・・・ということもあるかもしれません。
また、今使っているカーテンに機能をプラスしたい！
というお声も、実はよくお聞きします。

そんなときに、気に入ったカーテンを諦めず
機能性をプラスできるのが「裏地」です。

裏地を付けることで、遮光、遮熱、保温機能がプラス！
空気の層が2重になり外気との間に空気壁が増え、
室内の温度が冷めにくくなります。
冬の暖房費だけでなく、夏の冷房費もおさえられるから
1年中お得でエコな裏地付きカーテンに♪

裏地のご注文方法は、下記でご紹介する２パターン。
それぞれの特徴を説明していきますね。

お手持ちのカーテンに「後付け裏地」をつける

今使っているカーテンに「遮光・遮熱」の機能をプラスしたい場合には、
【後付け裏地カーテン MI｜オーダー｜完全遮光ライナー】がおすすめ！

カーテンに後から付けるだけのライナー裏地。
裏地の生地は「アクリル樹脂コーティング加工」をしており、完全遮光と同等の高い遮光率を持っています。

カーテンのフックに引っ掛けて設置するから
気分に合わせて取り外しも可能です。

後付け裏地を追加することで、窓から入り込む外の冷気との間に空気の層が追加され、お部屋のあたたかさを保ちます。

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後付け裏地カーテン MI｜オーダー｜完全遮光ライナーをみる

新しいカーテンと一緒に「裏地加工」を注文する

新しく注文したいカーテンと一緒に
「裏地加工」をご注文いただくと、
表地と裏地を一緒に縫製したものが仕上がります。

（※取り外し不可）

※選ばれるカーテン表地によっては、裏地が付けられない商品もあります。
各商品ページ内の商品説明(スペック)欄をご確認下さい。

※「裏地加工」の場合、カーテン表地によって付けられる裏地は決まっています。
各商品ページ内にあるリンクから裏地のご注文ページへ移動してください。

②カーテンレールでできる工夫

お引越しや新築でまだカーテンレールを設置していなかったり、
リフォームでレールの付け替え予定がある方におすすめの
断熱・保温効果UPの方法をご紹介します。

トップカバーつきのカーテンレールにする

当店でお取り扱い中の「グレンディアス」はトップカバーつきのカーテンレール。

トップカバーのないレールでは、レール上部の隙間からお部屋の暖気がはいり、
窓にふれて空気が冷え、カーテン裾から冷気となってお部屋に入り込んできてしまうんです。

トップカバーがあることで、よりお部屋の暖かさを保つことができるだけでなく、
レール上部からの光漏れも防止できます。

伸縮レール｜グレンディアスをみる

レールの横幅を窓枠よりも長くして設置する

▲カーテンレール：伸縮装飾レールシングル｜フェスタ　1.2～2ｍ
▲カーテン：ツイッターズ2（グレー）｜北欧カーテン｜boras cotton

カーテンレール設置前なら、伸縮可能なレールをお求めいただき、
取り付けるレール幅を窓枠に対して長めにして設置することをおすすめします。
レールの幅が長ければ、その分カーテンの横幅も長くでき、
窓を広く覆うことができます。

窓を覆う面積を大きくすることで、
光漏れや冷気の入り込みを防ぐ効果が高まります。

③縫製仕様を2倍ヒダにする

「カーテン」といっても、縫製仕様に３タイプあるのはご存じでしょうか？

新しくカーテンをご注文されるとき、
お好みや目的に合わせた仕様を選んで頂くことができます。

当店では、
・フラット(ヒダなし)
・1.5倍ヒダ
・2倍ヒダ
の3種類の縫製仕様をご用意しています。

「２倍ヒダ」をお選びいただくと、
フラット、1.5倍ヒダよりも生地をたっぷり使いヒダも多くなるため
断熱・保温性を高めることが期待できます。

縫製仕様について詳しくはこちら

④Bタイプのフックを選ぶ

カーテンを注文するとき、「フックの種類」という項目で
・Aフック
・Bフック
のどちらかを選ぶことができます。

●Aフックは「レールが見えるタイプ」

Aフックの場合、レールにカーテンを取り付けると、
画像のようにレールが見えるように設置できます。

●Bフックは「レールが隠れるタイプ」

Bフックの場合は、レールを隠す部分の生地がプラスされています。
カーテンを取り付けると、画像のようにレールが隠れるため、
少しでもお部屋との隙間をなくすなら、Bフックを選ぶのがオススメです。

※フックを選ぶ前のご注意
レールの形状が装飾レールの場合や、レールが天井についている場合、
レールのブラケットがあり干渉してしまう場合など、
Bフックでは設置できない条件もありますので、お部屋のレールや取り付けられている環境をしっかりご確認ください！

⑤カーテン裾を長めにする

カーテンの丈をあえて長めにすることで、窓からの冷気を防ぐ効果が高まります。
掃き出し窓(床まである窓)の場合は、下の写真のような
「ブレイクスタイル」で裾を床に垂らすのがおすすめ。

▲スタッフおすすめコーディネートより「WASHリネン & アイディンレース」

実際に北海道在住の方から、「床まで覆うため、丈をわざと長くして注文しました」
というお声をいただいたこともあります。

通常、掃き出し窓のカーテンは
床からマイナス1cmした丈でのご注文をおすすめしていますが、
「ブレイクスタイル」で丈を長くし、裾を床に垂らすことで
床とカーテンの隙間を埋めてくれ、より断熱・保温効果を上げてくれるんですね。
機能面だけでなく、意匠性・インテリア性を高めるスタイルであることも魅力のひとつ。
ぜひ選択肢として考えてみてください◎

また、腰高の窓の場合は、
通常、窓枠の下から15～20cmプラスした丈でご注文されることをおすすめしていますが、
窓に対してより長めの丈にすることで、冷気を遮断する効果が高まりますよ。

▲スタッフおすすめコーディネートより「ハッピーリーブス(裏地付き)」

⑥リターン加工用レールの活用

カーテンの仕様で「リターン加工」をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
リターン加工とは、レールの左右まで囲うことのできるカーテンの加工法です。

残念ながら、当店では仕様として「リターン加工」をご注文いただくことはできません・・・(;_;)
しかし、カーテンの横幅を長くしてご注文いただくことで、
リターン加工に近い形で利用することもできます。

先程ご紹介したカーテンレール「グレンディアス」には、
リターンストップがついているので、画像のように利用してみてください。

伸縮レール｜グレンディアスをみる

また、当店でお取り扱いしているカーテンレール「エコノ」にも
エンドキャップに穴が開いており、リターン加工のようにカーテンをかけることができます。

伸縮機能性レール｜エコノをみる

※ご注意
リターン加工や、リターン加工用のレールを使用すると、
上部のレール部分は、カーテンで壁近くまで覆えます。
しかしカーテンの下部～裾が壁から浮いて隙間ができやすいため、
壁とカーテンをマグネットでとめるなど、工夫を併用することが必要です。
（カーテン用のマグネットは、100円均一ショップなどにもありますよ。）