初心者でもわかる遮光カーテンの等級選び！失敗しない1級・2級・3級の選び方のポイント

「遮光カーテン」と聞くと、真っ先に思い浮かぶのは、「寝室を真っ暗にするカーテン」というイメージではないでしょうか？

しかし、遮光カーテンはただ光を遮るだけのアイテムではありません！

光を遮断する機能だけでなく、暑さや寒さを遮る効果もあり、一年を通して快適な空間作りに役立ちます。

そして遮光カーテンは、
光を遮断する度合いによって「等級」が設けられていることをご存知ですか？

遮光1級、2級、3級…
1級に近いほど光を遮断するイメージはなんとなくありますが、

具体的にどの程度の違いがあるのか、どれを選べばいいのか迷ってしまう…

ということも多いのではないでしょうか？

そこで今回は、遮光カーテンの等級について解説するとともに、よくある失敗談5つと選び方のポイントをご紹介します。

また、おすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

遮光カーテンの等級とは？

遮光カーテンは、遮光等級によって光を遮断する度合いが異なります。
遮光等級は1級から3級まであり、数字が大きくなるほど遮光率が高くなります。

遮光カーテンの等級ガイド

遮光等級	遮断率	おすすめの場所	メリット	デメリット	価格帯
1級遮光	99.99%以上	寝室、シアタールーム	真っ暗な空間を作れる	デザインが少ない	高価
2級遮光	99.80%以上、99.99%未満	リビング、西日が強い部屋	プライバシー保護、西日対策	1級遮光より光漏れが多い	中程度
3級遮光	99.40%以上、99.80%未満	子供部屋、朝寝坊防止	光を程よく取り込める	遮光効果が低い	安価

• 寝室など、光を完全に遮断したい場所には1級遮光
• 西日が強い部屋には2級遮光
• 光を程よく入れたいなら3級遮光

表にもあるとおり遮光等級が高いほど価格も高めになることが多いので、予算と相談しながらそれぞれのメリット・デメリットを考慮し、使用するお部屋に合わせることが重要です。

遮光カーテン選びのよくある失敗談

上の表を見て
真っ暗にしたい！じゃあ遮光1級！と思いませんでしたか？

ちょっと待って！

実は遮光カーテン選びには思わぬ落とし穴があるんです。
頻繁に買い替えるものではないので、失敗は避けたいところですよね。

ここからは遮光カーテン選びに失敗しない為に、実際によくある失敗談をご紹介します。

失敗談1：遮光1級なら真っ暗になると思っていたら意外と光漏れする

こちらの写真を見て下さい。

▲1級遮光カーテン「オールワン」で遮光性を比較しました。

どの色も基準をクリアした1級遮光カーテンですが、同じ等級の遮光カーテンでも濃く暗い色は遮光性が高く、淡く明るい色は遮光効果が少し低く感じられます。

ホワイトやブルーなどの淡い色とブラックとの遮光具合の違いは歴然です・・・！

高い遮光性を重視する方は濃く暗い色のカーテンを選びましょう。

1級遮光カーテンを探す

こう言われると
寝室も淡い色のカーテンにしたかったのに・・・真っ暗じゃないと困る！
という方もいらっしゃいますよね。

諦める必要はありません！

完全遮光カーテンを選べば淡い色でも100%遮光！

実は1級遮光カーテンの中には「完全遮光」という遮光率100%のカーテンがあります。

完全遮光カーテンは高い遮熱効果に加え防音効果もあるのが特徴。
外気温に左右されにくいお部屋にしてくれるので、快適な寝室づくりに役立ちます。

▼防音カーテンについて詳しくはこちら

先程お伝えした通り通常の遮光カーテンは色味で遮光具合が違ってきますが、コーティング加工やボンディング加工といった裏地加工をしてある完全遮光カーテンは、淡い色の表地でも遮光率は同じ100%です。

寝室を真っ暗にしたいけど、白やアイボリーなど明るい色にしたい！
という方は完全遮光カーテンがおすすめです。

▲白でナチュラルな生地感の「ヘリンホワイト」100%遮光してくれます。
ヘリンホワイト

▼さらに光漏れを防ぐコツはこちらでチェック！

▼完全遮光カーテンとその他の等級の遮光カーテンとの光の通し具合を動画でチェック！

完全遮光カーテンを探す

失敗談2：光を遮りすぎて朝寝坊！？

朝型・夜型に合わせた等級選びを

遮光カーテンは、光を遮断することで、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を促し、質の高い睡眠をとることができます。

しかし遮光カーテンの最大のメリットである「光を遮断する」機能が、朝寝坊というリスクを生み出すことがあります。

朝が苦手ですぐ起きれない・・という人は
遮光2級カーテンや淡い色の1級遮光を選ぶのも対策のひとつ。

逆に夜勤などで、昼間に寝ることが多いという人などは濃色の1級遮光でしっかり遮光して、良質な睡眠時間を確保しましょう。

1級遮光カーテンを探す
2級遮光カーテンを探す

SwitchBotで自然な目覚めをサポート

朝は弱いけど、夜はしっかり真っ暗にして眠りたい！
という方には「SwitchBot」がおすすめ。

タイマー機能を使えば、起きたい時間にカーテンが開き、お部屋を明るくできます。
しかもスマートスピーカーがあるなら、「カーテンを開けて」というだけで自動開閉もできちゃう優れものです。

スイッチボット

もちろん目覚ましなど基本的な寝坊対策は忘れずに！

失敗談3：その他の機能性を考えなかった

遮熱・保温・防音など、多彩な機能性もチェック！

遮光具合だけを考慮してその他の機能には注目せず購入したら、夏は暑くて冬は寒かった・・など、意外とある失敗談です。

ひとくちに遮光カーテンと言ってもその他の機能は生地ごとに異なります。

遮熱・保温・防音効果のあるものなど、さまざまな種類があるので、知らないで購入してしまうのはもったいない！

どの機能も快適な生活をサポートしてくる機能ですが、
どの機能がいいのか分からない！という方はとりあえず機能がたくさん付いていそうなものから選ぶというのも選択肢の一つに入れてみましょう。
後から後悔する失敗を防げます。

オールワン

遮光率が高いカーテンは、夏も涼しい？

遮光カーテンと遮熱カーテンは、名前が似ているため、混同しやすいカーテンです。
実は、それぞれ異なる機能を持っていることをご存知ですか？

お客様からよくいただく質問が、
「遮光率が高いカーテンは、遮熱率も高いんですか？」
というものです。

結論から言うと、遮光率と遮熱率は必ずしも一致しません。

遮熱カーテンと遮光カーテンの違い

	遮熱カーテン	遮光カーテン
役割	太陽光から発生する熱を反射・吸収して、室内の温度上昇を抑える	光を遮断して部屋を暗くする
効果	夏場の冷房効率向上、室温の快適化	寝室での睡眠環境向上、プライバシー保護
光を通す	光を遮らず、部屋を暗くしない	光と共に熱も遮断するため、夏は涼しく冬は暖かい
素材	特殊なコーティング加工された生地、遮熱裏地を使用した生地	厚手の生地、遮光裏地を使用した生地

このように、遮熱カーテンと遮光カーテンはそれぞれ異なる機能を持つため、
遮熱効果も高いものが欲しい場合は、遮熱率にも注目してカーテン選びをすることが重要です。

失敗談4：機能性を重視しすぎてデザインを失敗した

部屋の雰囲気に合わせたデザイン選び

こちらは先程の失敗談とは真逆の体験談ですが、
機能性や防音性などを重視して購入したら部屋の雰囲気に合わず後悔・・という声もよく聞く失敗談。

カーテンは面積が大きいためお部屋の雰囲気も大きく左右します。
部屋のインテリアに合ったデザインを選びましょう。

後付けできる遮光裏地で、機能性とデザイン性を両立

ちなみに気に入ったデザインで遮光性が低くても、後付けの遮光裏地などを使用すれば遮光1級カーテンにすることができます。

朝日が昇るのが早い夏だけ使用するなど、季節によって取り外しできるのも大きなメリット!
遮光性に囚われなくなるので、カーテン選びの選択肢もグンと広がりますよ。

後付け裏地遮光ライナー

失敗談5：思っていた色と違った！

ネットで購入したらモニターの色と微妙に違った！

店頭で吊ってある時はよく見えたのに、家に持ち帰って窓に掛けたら光が差した時になんか違う・・・

という場合も。

こんな失敗を防ぐにはサンプル生地で確認できるお店を選ぶのがポイント。
窓に当てて光を通したり、壁紙と合わせたりして実際の色味を確認できます。

「Curtains（カーテンズ）」ではサンプル生地を10枚まで無料でお送りしています。
（一部有料生地あり）

また福井県と東京都には実店舗があり、カーテンを窓辺に掛けて光の入り方を確認することもできますよ。

お近くの方はぜひ店舗にも足を延ばしてみて下さいね。

東京　自由が丘店の詳細はこちら

おすすめ遮光カーテン3選

ここからは人気の遮光カーテンをご紹介します！
どれも人気の高いカーテンばかりなので、ぜひ参考にして下さいね。

完全遮光カーテン　ブランシェル

ナチュラルな完全遮光カーテンが欲しい！というお客様のご要望にお応えして入荷して以来大人気！
機能性とデザイン性を兼ね備えた完全遮光カーテン。
ホワイトとアイボリーの2色展開で、ナチュラルインテリアにもよく合います。
ブランシェル

1級・2級遮光カーテン　サニーコート

遮光1級・2級から選べる高機能な多色展開カーテン。
どれも合わせやすい色味で、インテリアに合わせて選べます。
遮熱効果が高いので、節電したいという方にもおすすめ。
サニーコート

3級遮光カーテン　ベルベイユ

縦に流れるウェーブ柄がシンプルでスッキリとした上品な印象。
高級感溢れるベルベット調の生地で、お部屋をワンランク上の空間にしてくれます。
ベルベイユ

全ての遮光カーテンを見る

いかがでしたか？

今回は遮光カーテン選びに失敗しないための選び方やおすすめ商品をご紹介しました。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひあなたにぴったりの遮光カーテンを見つけて、快適な空間を作ってみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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