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Soundproof curtain

カーテンの機能 カーテンの防音について

防音カーテンは本当に効果があるの?選び方のポイント&防音効果を高める使い方、おすすめカーテン

2025/04/24

カーテンズのブログをご覧いただきありがとうございます^^
窓装飾プランナーの吉田です♪

防音カーテン」使っていますか?

私の友人も、以前に繁華街近くのマンションに住んでいて、
夜中の騒がしい声や車の音にかなり悩まされていました。
あまりに辛くて「もう警察に相談しようかな…」という状態だったので、
思い切って防音カーテンをプレゼントしたんです。
すると、「ほんとに静かになった!眠れるようになった!」と、すごく喜ばれました。

音のストレスって、自分だけの問題じゃなくて、
ご近所との関係にも影響しやすいものですよね。

最近では、在宅ワークの定着やお子さんのオンライン学習が続く中、

「うちの会議の声、隣に聞こえてないかな…」
「子どもの声がうるさいと思われていないか心配…」

といったご相談も多くなっています。

そんな今の時代、防音カーテンは“あると安心”な暮らしの必需品。

リフォームのような大がかりな対策は難しくても、
カーテンを替えるだけで手軽に防音環境をつくれるのは、とても心強いですよね♪

この記事では、防音カーテンの魅力はもちろん、
他の便利な防音グッズの選び方や、
賃貸でもすぐに始められる対策もご紹介しています。

「ご近所さんとの関係も大切にしたい」
「静かな空間で集中したい」

そんなあなたに、今こそ知ってほしい内容が満載です。
ぜひ、最後までお読みいただけたら嬉しいです。

この記事を監修した専門家

福井カーテンレース産業協同組合 代表理事 出村敬
日本一の規模を誇るレースカーテンの専門染色工場である福井カーテンレース産業協同組合の代表理事。また、創業60年を超える出村レース株式会社の代表取締役を務め、オーダーカーテン通販専門店3店舗を運営する。

目次

防音カーテンとは

「外の音、なんだか気になる…」

家ではゆっくりしたい時こそ
日々発生する音の問題って気になりますよね。

そんなときに頼れるのが、防音カーテン!

防音カーテンとは、音が通りにくい特殊な織り方や素材でつくられており
「音を遮る(遮音)」「音を吸収する(吸音)」2種類の特性を持つカーテンのことです。

「壁に穴あけNG」の賃貸でも気軽に取り入れられるから、
初めての防音対策にもぴったりです。

遮音・吸音カーテンの効果と仕組み

たとえば遮音は、分厚くて重みのある生地や、
特殊なコーティングを使って音の通り道をシャットアウト!
イメージとしては、音を跳ね返す“金属の壁”みたいな感じです。

でも、遮音だけだと部屋の中の音がこもっちゃう…という残念なポイントも。

そこで登場するのが「吸音」効果。
クッションやタオルに向かって話すと声が聞こえにくいですよね。
同じように、防音カーテンも密度が濃い糸で音をしっかり吸収して
お部屋の中をぐっと静かにしてくれるんです。

bouon_kyuon

防音カーテンは本当に効果があるの?

結論から言うと…

防音カーテン、効果あります!

でも!
その効果は、使う場所や音の種類、カーテンの設置の仕方によって変わってくるんです。

たとえば、
窓の大きさやカーテンの素材・重さなどによっても
“防音力”に差が出るってご存じでしたか?

さらに…
実は、防音カーテンでも防げる音と、防げない音があるんです。
(このあと、詳しく解説しますね!)

「え、防音カーテンだけじゃ足りないの?」
と思った方、ご安心を♪

この記事では、防音カーテンの選び方はもちろん、
他のアイテムと組み合わせて防音効果を高めるコツもご紹介しています!

音にお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで
自分に合った“快適な防音空間”を手に入れてくださいね♪

音が伝わる仕組み

ところでみなさん、
「音の伝わり方」って、実は2種類あるのをご存じですか?

ふだん何気なく聞いている音も、よーく聞いてみると
実は「空気を通して伝わる音」と「壁や床を通して伝わる音」
この2つに分けられるんです!

空気伝播音(くうきでんぱんおん) 空気中を伝わって耳に届く音
固体伝播音(こたいでんぱんおん) 床・壁・天井などに振動や衝撃となって伝わる音

たとえば、人の声や生活音など、
空気を振動させて伝わるものは「空気伝播音」。
壁やドアで遮ることができるので、比較的対策しやすいタイプです◎

一方で、足音や物を動かしたときに響く音など、
床や壁などの“固いモノ”を通って伝わるのが「固体伝播音」。
こちらは振動が直接伝わるので、なかなか手ごわい存在なんです…!

快適な音環境にするためには、
この2つの違いを知って、それぞれに合った防音対策を選ぶのが大切♪

知っておくだけで、騒音ストレスがぐっと減るかもしれませんよ!

防音カーテンの防音効果を実験で検証!

当店の人気防音カーテン「サンガード」という商品で
どのくらいの防音効果があるのかを、専門機関に依頼して実験してもらいました!
その結果をご紹介いたしますね^^
(まわりの環境や設置場所、音の種類によって効果に差があります)

sunguard_bouon

こちらのサンガードの場合
カーテン本体にアクリル樹脂コーティング加工が4層もされていて
「遮音」「吸音」のW効果があるんですよ。

まず、音の大きさは左側の縦列dB(デシベル)で表すのですが
ピアノは15dB以上小さくなっています。

最も防音効果を発揮したジェット機については
20dB以上小さくなっていました!

おすすめ防音カーテン サンガード
選べる13色の完全遮光&遮熱&防音カーテン サンガード

生地はアクリル樹脂コーティング加工を含めて5層構造でどんな光も通しません。
遮熱効果で冷暖房の効率がアップするので省エネにも。

サンガードを見る

防音カーテンで防げる音は中高音域

この実験結果からも分かるように
防音カーテンは人の話し声より少し高い音域、
中高音域で防音効果を発揮する!ということが分かります。

中高音域ってどんな音?

ところで、中高音域ってどんな音?と思われたかと思うのですが

例えば、

  • 話し声
  • 映画の音
  • 子犬の鳴き声
  • 電車・自動車の通過音
  • ピアノ等の楽器音
  • 工事現場の音
  • 路面電車や地下鉄の音

などに多くの中高音域が含まれています。
これらの音は防音カーテンを使用することで音の侵入を抑え、室内の快適さを高めてくれます。

防音カーテンで防げない音

残念ながら低音域の大きな騒音に対しては防音カーテンの効果は限定的です。

例えば次のような音は防音カーテンで防音することは難しいです。

  • お子さんが走る音
  • 物が落ちたときに発生する音
  • 水を出したときの音
  • エレベーターが昇り降りする音
  • バイクの音

これらの音に共通している点は
物質を振動させて音を伝えているという点です。
(防音カーテンで防げない音に関しては後ほど対処法をご紹介しています!)

防音カーテン選びのチェックポイント

では、「確実に防音カーテンの効果を得るには?」

チェックしておきたいポイントを4つ紹介します!

重たいもの、重量のあるものを選ぶ

分厚くて重量のあるカーテンは防音効果が高いです。

高いところからボールを落とした場合
地面に何もなければ跳ね返りますが、分厚いマットが引かれていたら
何もないときに比べ跳ね返りは弱くなりますよね。

音は目に見えませんが、その正体は「圧力」のため
高いところからボールを落としたときと同様に
分厚いものの方が圧力を吸収してくれます。

重たいカーテンというのは分厚いため
軽くて薄いカーテンに比べて防音効果は高いですよ。

ちなみに「防音カーテン」として販売されていなくても
分厚く重量のあるベロア素材は防音性が高いです。

※重すぎるカーテンに注意

重たすぎるカーテンは注意が必要です!
場合によっては、使い勝手が悪くなったり
カーテンレールの破損につながったりします。

防音効果は重量に比例するとはいったものの、
カーテンレールの耐荷重を超えてしまうと本末転倒。

一般的なカーテンレールは5〜10kgほどまで耐えられますが、
デザイン性や価格を重視したものは3kgほどで変形する場合があります。
取り付ける前に、カーテンレールの耐荷重を確認しておきましょう。

カーテンレールの耐荷重の確認方法ですが
店舗で購入される方であれば説明書などに記載されていますが
インターネットの場合、耐荷重が公開されていないことがほとんどですので
記載がなければ販売会社に問い合わせて確認しましょう。

また、カーテンは重たすぎると開け閉めが少し面倒に。
人の出入りや換気,採光などで毎日のように使う窓には、
防音カーテン以外の防音対策を考えてみても良いかもしれません。

窓枠より大きいサイズを選ぶ

カーテンのサイズは、窓よりひと回り大きめにしましょう。

窓を完全に覆って、窓部分を密閉するような取り付け方がベストです。
窓から伝わる音の多くが防音カーテンに吸収されるようにするためです。

カーテンは、注文時にカーテンレール,窓枠の採寸,計算が必要です。
防音カーテンを取り付けたい窓を見て正しい測り方で数字を出し、
その結果から高さを少し多めにとりましょう。

カーテンズでは、簡単にサイズがわかる
おすすめサイズ計算」があります。

必要な項目は、5つだけ!

  • カーテンの種類
  • 窓のタイプ
  • レールの横幅
  • 高さ
  • カーテンの開き方

防音カーテン用のサイズ計算がわからなければ、お気軽にご相談くださいね^^

お問い合わせフォームはこちら

ヒダがフラットのものを選ぶ

flat

ヒダというのはご存知ですか?

ヒダというのは画像の通りカーテンの上部にある
つまみ箇所を指します。

ヒダには種類があり、一般的には
1.5倍ヒダ、2倍ヒダ、フラット(ヒダなし)の3種類で
防音対策にはフラットがおすすめです。

画像で比べると分かりやすいのですが
1.5倍ヒダ、2倍ヒダはカーテンにウェーブが発生するため
カーテン上部に隙間が生まれやすくなります。

音は隙間から漏れてしまうため、
1.5倍ヒダ、2倍ヒダの場合、カーテン上部から音が漏れやすくなってしまいます。

その点、フラット(ヒダなし)の場合は
カーテンに波がほとんど発生しないため、
カーテン上部の隙間が少なく、カーテン上部からの音漏れを抑えることができますよ。

ちなみに、量販店ではヒダを選べないことがありますので
ヒダを変更できる店なのかも事前に確認しましょう。
(カーテン専門店はヒダの変更ができるお店が多いですよ)

口コミや評判を参考に

Word of mouth  

防音カーテン選びで重要なのが「口コミ、評判」です!

現在は複数の防音カーテンが販売されていますが、
正直、カーテンのプロでも迷うくらい種類が豊富です。

その中から、設置予定のお部屋や使用用途にぴったりなものを
選ぶにはいったい何を参考にしたらいいのか、悩みますよね^^;

ただ、カタログや商品説明には
防音性を比較できる共通の数値などが載っておらず、
防音性の高いカーテンを確実に選ぶのは困難です...。

そこで参考にできるのが、
実際に使ったことがある人からの「口コミ,評判」です。

ただ、防音性は、その人の感性,まわりの環境にも左右されます。
また、否定的な意見やポイント稼ぎの大げさな高評価もあるので、
100%確実なものではありません。

カーテン専門店などの信頼できる情報元や、
口コミを発する人が正しく使えているかかどうかを
しっかり見極めるのが重要です。

防音効果の高いおすすめ防音・遮音カーテン

ここからは人気の防音カーテンをご紹介します!
どのカーテンも1cm単位でオーダーできるので窓にぴったり♪防音効果も高まりますよ。

完全遮光・防音カーテン ナノカット|全7色

完全遮光カーテン ナノカット

ほんのり光沢感のある生地。
キレイめが好きな方には「ナノカット」がおすすめ!

明るいブライトカラーの7色展開からお好きな色を選べます。

完全遮光カーテン ナノカットを見る
ナノカットと遮像レースのセットはこちら

最強防音カーテン ヘリンホワイトスーパー

最強防音カーテン へリンホワイトスーパー
へリンホワイトスーパー

こちらは当店ナンバーワンの圧倒的な超防音・超遮熱カーテン!
完全遮光カーテンにさらに裏地がついて、なんと6層になった鉄壁ぶりです。
遮熱率も最強クラスなので音と暑さに悩むお部屋にイチオシのカーテンです。

へリンホワイトスーパーを見る

完全遮光・防音カーテン リーブス

リーブス

癒しの空間にしたい方におススメのボタニカル柄完全遮光カーテン!
エレガントなリーフ柄がお部屋を彩ります。

お部屋の雰囲気をフレッシュにしてくれる清々しいグリーンと、
心落ち着くグレイッシュなブルーの2色から選べます。

リーブスを見る

完全遮光・防音カーテン ダマスクス

damascus_top5
エキゾチックでエレガントな印象を与えてくれるダマスク柄のデザイン防音カーテン。
おしゃれな防音カーテンをお探しの方にイチオシのカーテンです。

ダマスクスを見る

防音カーテンの効果的な使い方

「防音カーテンを取り付けたけどいまいち効果がわからない。」

「もっと防音したい!」

そんな悩みを抱えないためにも、
効果が最大限発揮できる正しい使い方を知っておきましょう。

部屋とのすき間を減らす

カーテンレールへ、ただ単に防音カーテンを取り付けるだけでは不十分です。

音は少しの空間からでも伝わるので、
部屋とのすき間を減らすことが重要なポイントです。

冬場は窓から吹く冷気も遮断できるので一石二鳥ですよ^^

天井付け・室内側に

カーテンの上部「カーテンレール」も忘れずに密閉しましょう。
カーテンボックスがあるとすき間が埋まりやすいです。

無い場合は、アジャスターフックの可動部分を下げて
天井との距離を縮めるのも効果的。
天井付けにすれば、
カーテンボックスやアジャスターフックに手を加える手間が省けます。

カーテンレールが2本(ドレープ用,レース用)のときは、
防音カーテンは室内側へ。
窓との空気層を設けるように設置すると、
その中で音が反響してより多くの音が閉じ込められます。

マジックテープ・押しピンを使う

Push pin  

密閉度を高めるため、
カーテンの横,床の部分をマジックテープや押しピンで留めましょう。
ギャザーを寄せずに窓にぴったりとくっつけてすき間をなくし、
音が逃げないようにします。

好きなカーテンで防音する方法

Favorite curtain  
数の少ない防音カーテンは、
あなたの好きなデザインや素材が見つかりにくいかもしれません。
また、すでに気に入ったおしゃれなカーテンが防音じゃない場合。
普通のカーテンでもできる防音対策を紹介します!

後付け裏地

後付け裏地は、お手持ちのカーテンに簡単に取り付けられる防音・遮光用のライナーです。
生地+4層のアクリル樹脂コーティング加工で5層構造。
お手持ちのカーテンに防音性能や遮光効果をプラスできます。

取りつけは針や糸を使わず簡単で、サイズを1cm単位で注文可能です。

遮音効果だけでなく、断熱や熱性の面でも優れた商品で
季節を問わず快適なお部屋づくりに大活躍!
お部屋の防音対策を手軽に始めたい方にぴったりです。

後付け裏地を見る

基本はすき間を減らすこと

防音の基本は、部屋とのすき間を極力減らすこと。
上記でお伝えしたとおり、カーテンの上,横,下から
音が漏れないように何かしらの工夫をしてあげましょう。

すき間を減らすポイント

  • サイズは窓より大きく
  • 天井付け・室内側
  • マジックテープ・押しピン

普通のカーテン+防音レースカーテン

おしゃれなドレープカーテンをそのままに、
レースカーテンで防音性を高める方法。
防音レースカーテンは、
遮熱・紫外線カット・花粉ガードなどの機能も
そなわっているものが多いのでとても便利です。

おすすめ防音レースカーテン

レース クワイトリー

クワイトリー

シンプルな生地に縦ラインがアクセントになったレース。
厚みのあるレース地の裏面に樹脂コーティング加工をして音を遮断し、
気になる音もレースカーテンが和らげてくれます。

昼はもちろん、夜も外からの視線を遮る遮像効果も高く
安心して過ごせるプライバシーレースです。

クワイトリーを見る

普通のカーテン+吸音材

おしゃれなドレープカーテン・レースカーテンをそのままに、
部屋の壁・床・天井に吸音材を用いる方法。
音の振動を弱めて吸収するので、
特に外の騒音(固定伝播音 こていでんぱんおん)に効果的です。

例えば、

  • グラスウール(ガラスウール)
  • ウレタンフォーム
  • ロックウール
  • フェルト
  • 石綿板(いしわたいた)
  • 木毛板(もくもういた)

など。
主に建築材料として使われるものもありますが、
ご家庭用のものも楽天市場やAmazonなどでたくさん販売されています。

「吸音材」「吸音パネル」「吸音シート」という言葉で
ぜひ探してみてくださいね^^*

防音カーテンでは防げない音を防ぐには?

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防音カーテンで防ぐことのできない固体伝播音は
建物の躯体(くたいとは、建物の構造を支える骨組みのことです)が原因で発生するケースが多いです。

そのため、リフォームをしたり、壁一面に防音性の高い壁を
取り付けるなどといった大掛かりな方法が一般的ですが

賃貸マンションやアパート、借家だと施工が難しかったり、
壁一面を防音壁にする場合は数万円~数十万円程度、
リフォームの場合は数百万円程度と高額のためほとんどのケースにおいて現実的でないと思います。

低予算かつ手軽にできる防音対策もあるので
まずはそういったものから取り組むことをおすすめします。

  • 床を通じて伝わる音への対策
    歩く音や、物が床に落ちる音、シャワーの音など
    床を通じて伝わる音は、音を発生させるものの下に
    何か敷くことで軽減することができます。
    歩く音や、物が床に落ちる音はマットやラグを敷き、
    シャワーの音は浴室マットを敷くことで軽減することができますよ^^
  • 壁を通じて伝わる音への対策
    ドアや窓を閉める音など、壁を通じて伝わる音は
    防音テープと呼ばれるテープを、ドアに貼ることで軽減できます。
    「戸当たりテープ」で検索すると沢山でてきますし
    最近では100円均一でも販売されているためスグに防音対策ができます。
    (私の家では防音テープでスキマ風も防げて一石二鳥でした笑

それでも防音できない・・・そんな方に

これは騒音に悩んでる方に向けた話になりますが

対策しても改善されない場合は
第三者に相談するのも一つです。

マンションなどの集合住宅にお住まいであれば
管理組合が助けてくれることもあるので
まずは管理組合を頼ってみると良いでしょう。

戸建てにお住まいであれば、
役所が運営している公害苦情相談窓口という
騒音問題に対応している窓口がありますので
そちらに相談してみるのもアリかなと思います!
(公害苦情相談窓口は賃貸物件にお住まいのかたも利用できる窓口です)

※公害相談窓口の連絡先は
「世田谷区 公害相談窓口」のような感じで
「お住まいの市区名 公害相談窓口」で検索すると窓口が見つけやすいです^^
「世田谷区 公害相談窓口」の検索結果

防音カーテン以外の防音対策

bouon2

カーテンショップだから防音カーテンの防音対策しか教えない、なんてことはありません笑

防音カーテン以外でも導入しやすい防音対策をご紹介させていただきますね^^

状況に併せて取り組んでみてくださいね~!

模様替えをする

何もない部屋で声を出すとよく響き
カーテンやソファ、本棚などがある部屋では声が響かない。

そんな体験をされた方は少なくないのではないでしょうか?
(声が響く浴室ではついつい歌ってしまいませんか?笑

それは、家具が音を吸収してくれるからです。

この原理を利用して、壁際に背の高い家具を移動させるだけでも
防音効果が得られるので、今一度 家具の配置を見直してはいかがでしょうか^^

  • メリット
    無料でできる
    賃貸マンションやアパート、借家でもOK
  • デメリット
    リフォームに比べると防音効果は落ちる
    家具によっては一人では動かせない

ちなみに1人で動かせない家具も「カグスベール」を使うと超楽ちんです笑

防音テープを付ける

窓に少しでも隙間があると、音はそこから抜けてしまいます。

防音テープは、そんな窓やサッシの隙間を埋めてくれるテープです。
隙間を埋めることで、防音効果以外にも保温、防虫効果も得られます!
価格は数百円とお手頃なのもうれしいですね!

  • メリット
    お手頃(数百円で手に入る)
    体力や力に自信がないかたでも設置しやすい
    賃貸マンションやアパート、借家でもOK
    防音効果以外の効果も(保温・防虫)
  • デメリット
    リフォームに比べると防音効果は落ちる

防音フィルムを付ける

窓を閉めていても完全に音が遮断されるわけではありません。
窓自体からも音が漏れてしまうのですが、それを抑えるのが防音フィルムです。

ホームセンターや、ネットで販売されていて
防音テープより値段は高く、価格は数千円~数万円で販売されています。

防音テープ同様、保温効果も期待できますよ^^

  • メリット
    体力や力に自信がないかたでも設置しやすい
    賃貸マンションやアパート、借家でもOK
    防音効果以外の効果も(保温)
  • デメリット
    やや高額(数千円~数万円)
    リフォームに比べると防音効果は落ちる

ちなみに、ワイヤー入りのガラスの場合
防音フィルムを貼ってしまうとガラスに亀裂が入ってしまう恐れがあるため注意が必要です。

亀裂が入る原因は「熱割れ」です。

「熱割れ」とは、ガラス内のワイヤーの温度と、
サッシ部分の温度の温度差が広がることで発生します。

通常、何も貼っていない状態のガラスであれば
ガラス内に熱が籠る心配がありませんが、防音フィルムを貼ってしまうと熱が籠ってしまいます。

熱が籠り、ガラス内の温度が上昇すると
ガラス部分は膨張するのですが、何も貼っていないサッシ部分は温度は低いままです。
この状態が続くと、ガラスの膨張圧力にサッシが耐えられなくなってしまうため
ガラスが破損してしまいます。これを「熱割れ」と言います。

ですので、ワイヤー入りガラスの方は防音フィルム以外の対策をご検討くださいね!

耳栓をする

こちらは騒音に悩んでる方向けになります。

防音対策することで改善されますが限界もあります。。。

そこでおすすめなのが耳栓です。

根本的な防音対策ではありませんが
耳栓は100円均一でも販売されており、即効性もあります。

騒音は特に就寝時に気になると思いますので
就寝の時だけ耳栓を付けるというのもいいかもしれません。

※耳栓をしながら目覚ましが聞こえにくくなるので注意が必要です^^;
もしApple社のAirPods Proをお手持ちでしたら、
「周囲の音が消える」ノイズキャンセリング機能がありますので
この機能を使用することで目覚まし聞こえない問題は解決しますよ!

  • メリット
    お手頃(数百円で手に入る)
    もちろん賃貸マンションやアパート、借家でもOK笑
  • デメリット
    根本的な防音対策ではない

防音カーテンでストレス減!

快適な毎日を過ごすためには
「音」の対策が意外と重要かもしれません。

防音カーテンが効果的に使えれば、
生活音の漏れを防ぎ外の騒音もシャットアウト。
防音カーテン+吸音材で防音効果を高める方法も良いでしょう。

本格的なリフォームで防音するには、
「二重窓(内窓)を取り付ける」「防音ガラスに入れ替える」などがあります。
でも、もっと手軽&自分でなんとかできるのはやっぱり防音カーテン!
賃貸物件にも安心して使えます。

防音も含め、遮光や遮熱などの機能性カーテンは
部屋の使い方を考えながら最適なものを選びましょう。

カーテンの通販店「カーテンズ」では、
豊富なデザイン・色柄・機能のカーテンをたくさんご用意しております。
サイズも1cm単位で指定できるので、
きっとあなたにぴったりなオーダーカーテンが見つかります!

参考文献

最後になりましたが
防音対策の勉強に使用させていただいた資料をご紹介します。

・マンションの「音のトラブル」を解決する本(あさ出版)
・断熱・防湿・防音が一番わかる(技術評論社)
・振動・騒音の本(B&Tブックス 日刊工業新聞社)
・音と振動の科学(B&Tブックス 日刊工業新聞社)

どの本も大変勉強になりました。

私のまとめた記事以上に、
もっと深く防音について知りたい!という方には

どれもオススメの本なので、
ぜひ手に取って読んでみてくださいね^^

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

カーテン通販【Curtains】

この記事を書いた人

窓装飾プランナー吉田麻衣
カーテンズ WEB制作スタッフ。色彩検定と窓装飾プランナーの資格を生かして素敵なお部屋づくりをお手伝いいたします!ナチュラル・アンティークなテイストが好きですが、最近は機能性とおしゃれさを兼ね備えた北欧デザインにハマりつつあります。カメラと音楽と楽しいことが大好きです。

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